功名が辻 第1回「桶狭間」

『秀吉』『利家とまつ』等この手の戦国夫婦物語は
正直お腹一杯だったものの見始めたら面白いです。
物凄い安定感。なにより見ていて疲れない。
主役の演技が確かだと、安心して試聴できる点は本当に重要な要素ですよね。
よくある「拙い主演役者の成長過程も大河の楽しみ方」な言い訳は
絶対嘘だと改めて悟りました。
一豊主従の心地よい漫才と柄本明の胡散臭い秀吉で一年間乗りきれそうです。


…ただ、物語全体に漂う「反戦」内容は、少々押し付けがましくあり閉口。
千代の人間形成を大事な箇所なんだろうけど、あまりに紋切り型でね。
その辺りの加減が、僕自身の今後の試聴を大きく左右しそうな。